【X-OBSERVATION LOG 6041-ANOMALY PHYSICA】
文明分類:レベルⅠ文明(惑星規模文明)
分類基準:カルダシェフ・スケール準拠
対象文明圏:ANOMALY PHYSICA-6041
支配惑星数:1惑星
観測状態:不安定・継続観測中
当該文明は、既知の物理法則がほぼ適用できない惑星上で発生した文明である。
重力。
熱力学。
電磁気学。
量子力学。
相対性理論。
これらの法則は惑星上で一定の規則として成立していない。
同じ場所であっても、時間帯、観測者、生命体の意識状態によって物理現象が変化する。
確認済み知的種族数:約18,400種。
文明人口:約920億個体。
主要生命系統:
非因果生命体
位相生命体
形状変化生命体
概念肉体生命体
確率生命体
影生命体
反応しない物質生命体
時間感応生命体
観測依存生命体
未知生命系統:約6,200種
平均寿命:約740年。
最長寿種:約18万年。
文明最大の特徴は、
「物理法則を発見するのではなく、その都度、物理法則が発生する」
点にある。
落下する物体が上昇する場合がある。
光が物体より遅く移動する場合がある。
熱が低温から高温へ移動する場合がある。
物質が観測されるまで存在しない場合がある。
そのため、この文明では「自然法則」という概念そのものが存在しない。
主要都市数:約480万。
都市の約62%は固定された物理構造を持たない。
建築物は住民の認識によって存在状態を維持している。
惑星表面の約41%には、既知物理学では説明できない領域が存在する。
文明史:約390万年。
確認済み歴史体系:約210万系統。
主要歴史区分:
物理無秩序期
第一観測時代
法則発生時代
現実安定化時代
惑星文明時代
現在は惑星文明時代から約68万年が経過している。
国家数:約12,600。
自治領:約84,000。
都市国家:約190万。
宗教体系:約38万。
主な信仰対象:
最初の現象
存在しない法則
永遠の観測者
無限の可能性
世界の外側
最も普及した宗教思想は、
「世界は決まっているのではなく、観測されるたびに決まる」
というものである。
政治体系:現実評議会制。
中央評議席:約8,400。
地方評議会:約64万。
議席は人口ではなく、
現実安定能力。
異常現象への適応能力。
他生命体との共存能力。
観測記録への貢献度。
によって決定される。
経済体系:可能性交換経済。
年間取引量:約6.2×10²¹単位。
主要取引対象:
可能性
観測権
安定した物理領域
記憶
因果関係
時間
現実構造
軍事能力:惑星規模。
保有戦力:
現実防衛群:約8,600万個体
異常領域監視施設:約240万基
因果安定装置:約1,800万基
物理法則固定装置:約620万基
観測兵団:約4,800万個体
過去に確認された惑星規模戦争:約17回。
戦争中には兵器の性質そのものが変化するため、通常兵器という概念は存在しない。
ある戦闘では敵を消滅させる代わりに「敵が存在したという事実」が消失した記録がある。
文化的中心概念は「観測」。
見ること。
認識すること。
記録すること。
それによって世界の状態が決定されると考えられている。
年間祭典数:約1,900万。
主要祭典:
第一観測祭
現実誕生祭
可能性祭
無法則祭
存在確認祭
当該文明最大の特徴は、
「文明が物理法則に従っているのではなく、文明の存在そのものが惑星上の現実を変化させている」
点にある。
この惑星では科学者が法則を発見すると、
発見された法則が初めて現実になる。
しかし、その法則が文明全体に広まると、
別の場所では異なる法則が発生する。
既知物理学による分類が困難な惑星規模文明として重要観測対象。
観測継続対象。

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